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不眠とストレスの悪循環の恐怖

不眠の大きな原因として「ストレス」が挙げられますが、もし、このストレスに対して何の対処もせず放置しておくと、一体どんなことになると思いますか?

 

実は・・・ストレスを長期間放置しておくと、不眠とストレスの間で怖い悪循環が発生してしまう可能性が、非常に高いのです。

 

不眠とストレスの悪循環はこうして発生する!

不眠とストレスの悪循環が、どんな感じで発生するのかというと・・・

 

まず、ストレスを強く感じてしまうと、「交感神経」という神経が活発に動くようになります。交感神経とは、筋肉や神経を緊張させる神経です。
交感神経は、日中に活発に動くためには不可欠な神経ではあるのですが、その反面心拍数や血圧を上昇させてしまい、心身を緊張状態に追い込むデメリットも持っています。ですから交感神経は、「リラックスして眠りたい」という時には、あまり活発になってもらっては困る神経なのです。

 

リラックスして眠るためには、心拍数や血圧を落ち着かせてくれる「副交感神経」が交感神経よりも優位になることが不可欠なんですよ。

 

交感神経と副交感神経のバランスは、自律神経によって調整されています。自律神経が正常であれば、日中は交感神経が優位になって副交感神経の働きが控えめになり、逆に夜は副交感神経が優位になって交感神経の働きが控えめになります。

 

しかしストレスが強ければ強いほど、自律神経の乱れが生じやすくなってしまいます。自律神経が乱れると交感神経ばかりがどんどん優位になっていき、夜になってもなかなか副交感神経が優位に立つことができなくなってしまいます。

 

そのため、「寝床についても心拍数や血圧が落ち着かず、イライラカリカリした精神の緊張も取れない」という形で不眠を招いてしまうのです。

 

そして不眠になればなるほど、心身の疲れも取れにくくなるため、日中はますますイライラした状態になってしまいます。これでストレスが増大してしまい、不眠も悪化する・・・という悪循環におちいってしまうわけですね。

 

不眠とストレスの悪循環を断ち切るために大切なこととは?

不眠とストレスの悪循環を断ち切るために大切なこととは何かというと、「まずはストレスの軽減・解消を考えていく」ということですね。ストレスが軽減・解消されれば、夜には副交感神経が優位になりやすいため、じょじょに不眠も改善されていく可能性が高いのです。

 

不眠とストレスは「ニワトリと卵と同じようなもので、どちらが先に発生するかは分からない」という説もありますが、基本的には「ストレスのほうが先」と考えたほうがいいでしょう。

 

もちろん、ストレスと不眠両方の改善を一度に目指せればそれがベストなのですが、どちらかひとつを選べ、と言われれば、まずストレス軽減・解消を優先するのがおすすめというわけです。