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えっ!?冬場の電気毛布にはストレス度を高めるリスクあり!?

冬場の寝床というのは、そのままでは冷え切っていて、
「布団に入ったとたん、布団に体温を奪われて寒くて寝つけなくなる」ということも多いですよね。

 

だからこそ、寝る前から電気毛布を使って寝床をホッカホカの状態にしている人も多いでしょう。

 

しかしその電気毛布が、使い方によっては脳のストレス度を高め、
不眠を悪化させてしまう可能性もあることを、ご存知でしょうか。

 

電気毛布のつけっぱなしは、眠りのメカニズムに逆らう行為!

電気毛布が脳のストレス度を高め、
不眠を悪化させてしまう可能性がある、
その最大の理由は、
「ずっと一定の温度、しかも高めの温度を保つ」ということです。

 

人間がちょうどいい眠りにつくためには、「布団の中の温度は季節にかかわらず、33度前後にしておくのが好ましい」と言われています。体温よりも若干低い温度ですが、これがいいんですよ。体温より少しだけ低いからこそ、「夜中になればなるほど体温が少しずつ下がって眠りを誘う」という眠りのメカニズムを正常に機能させるのに最適なのです。

 

ところが電気毛布の場合、強弱をどのくらいの温度にしているかにもよりますが、「布団の中を33度以上の高温にしてしまう」というケースがほとんどでしょう。
冬場寒いからこそ、温かい寝床に入りたいのは分かります。

 

でも、温かくて気持ちいいからと言って、電気毛布をそのままつけっぱなしにしておくと、寝床の温度はそこからいっこうに下がりません。それどころか、いつの間にか電気毛布による高温で、汗がじわっと出てきて、布団の中に湿気がこもってしまいます。

 

この「布団の中が高温多湿」という状況が、脳に多大なストレスを与え、
さらに、「眠るための自然な体温低下」を物理的にストップしてしまうんですよ

 

電気毛布は使っちゃいけないの?

そんなわけで電気毛布のつけっぱなしには、睡眠に対する大きなリスクがあるのですが、だとしたら寒い季節でも、電気毛布は使ってはいけないのでしょうか?

 

いえいえ、そんなことはありません
寝るまでの間、1時間ほど電気毛布を高温でつけておけば、布団の中はほっかほかになりますよね。
で、実際に寝床についたら、電気毛布の電源を切ればいいんです。こうすれば余熱が抜けていくとともに、布団の中の温度も下がり、体温の自然な低下もジャマせずに済むんですよ。

 

「でも、電気毛布を消してしまうとやっぱり寒い」という場合は、つけっぱなしにするにしても、温度は「弱」にしておきましょう。多くの電気毛布は、「中」のレベルでも、すでに表面温度が36度ぐらいに達するので、「中」以上の温度設定でずっと使っていては体温が下がらず、暑すぎる状態になるのです。

 

足元の温めは電気アンカより湯たんぽで!

さて、布団の中で使う「あたため器具」と言えば、足を温める電気アンカや湯たんぽがありますよね。
これはどちらがおすすめなのかというと、断然、湯たんぽです。

 

なぜかというと、電気アンカは使用中は一定の温度を保つため、これも電気毛布と同じように「自然に体温が下がるメカニズム」をジャマしてしまう可能性があるからです。

 

これに対して、お湯を入れるだけの湯たんぽは、少しずつですが、確実に温度が下がっていくため、このメカニズムに合わせるのに適している、と言えるのです。